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Grim氏が非常に気合入っている件について
ちとこの前までMrTact批判で荒れてたUOSSで、Grim氏が気合入れて頑張ってる事に対する賞賛の声が上がっている。

だがしかし。
しかし…ちょっとだけ待って欲しいんだ。
いや、彼の仕事ぶりは中々どうして素晴らしい物だ。SE鎧の修正も少し気にかかる部分はあるが大筋OKなんじゃないかと思う(どーもハイウェスト気味で、胴丸部分を「胸もカバーする鎧」と解釈している気がするんだが…誰か剣道の胴の写真を見せてあげて欲しいなぁ)

問題は、嵐小手の改変。
嵐小手を「手袋5枚つけたみたいな不恰好なアーマー」と見ている人が多いのが気に掛かる。
そーじゃねーんです。
だってあれ、多分篭手は篭手でも剣道の篭手なんだもん。

NHKの大河ドラマなどを見れば判るが…実際の所、戦国期の武将は肩の辺りから手首、手の甲をカバーする鎧は身に付けるけど、指先等は鎧で覆わないんですわ。そもそも和物の鎧に西洋で言うガントレットみたいなの無いんです。
敢えて言うなら剣道の防具としての篭手しかない。
これは西洋鎧の分類で言うと「ミトン」(指の分かれていないガントレット?)に分類され、防御力重視の鎧だからでかくてもっさりなのは仕方ないっちゃー仕方ない。
また、別種の問題で…手の甲って肉ついてないから、鉄板で覆うだけだと衝撃で手の骨折る事もあるかもしれん。常にそういう事態を妄想する私としては、ソーサリア世界の戦士達が手の甲とか痛めるんじゃないかと年中心配しているのだが…ミトンみたいに勘定な、そして皮製で衝撃吸収効果も期待できるニンジャグローブって実は凄い「使う方から見たら安心できる」鎧なのではないかと思うのだ。(この辺の感覚判らん奴は剣道場行って篭手を一発打ってもらえばいい。あんなもっさり系の篭手つけててもすんげー痛いんだぞ!)

と言う訳で、Grimさんはその超絶技能を用いて嵐小手を再デザインしない様に。
今の嵐小手の「ダサいけど強い」は丁度良いバランスになっていると思う。
by SoHVessel | 2005-12-06 17:18 | それとなくなんとなく
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