最近色々やってて思う事なんだけど、年々ユーザーグループ(消費者と言っても良い。UOだけの事じゃないので)の中でコンテンツを作成/発表する人が減少傾向にあるように思う。
近年のUO系のサイトを見ていても、日記サイトやBlogは増えているように感じるのだけれども、ウチの様な教導を目的としたサイトが減ってるように感じる。実際にはBlog内で何かのやり方紹介している例もあるのだけれども、パーマリンクで見出しをどっかに付けて無いから参照しにくかったりもするだろう。(Blog形式がそもそも参照サイトには向かない形式であるとは思うのだが) でね。 なんで教導サイトを作る人が少ないかと言うと、作るの面倒だからだと思うんだ。実際自分で言うのもなんだがこのサイト(戦技研)だって割と手間掛けて情報を収集し、構成をよくよくよーーーく考えて作成はしているのね。自分自身がBlogで書いてるネタの128倍は頭使ってると思う。だから故に改装が困難だと言うのもある。数年前の連中に比べて格段に「苦労を厭わない層」は着実に減少していると思う。しかもこれはUOプレイヤーだけがそうである訳ではなく、MMORPG業界全体的に見ての傾向であると思う訳だ。 何と言いましょうか・・・ユーザーグループに溢れる情熱とか表面張力ではち切れそうになってる「属するチームへの献身」と言う意識が薄くなってきているように感じるんですよ。お客様意識が強いというか・・・何かに問題があればそれを自助努力で克服するとか、そう言う意識が薄れてきているのではないか? やる気が少ない連中(ここには私も含むぞ!)に苦労を要求しても、汗を流す事を要求しても仕方ねーんじゃねーの? みたいな。面倒を嫌うのだから、面倒を減らしてやらないと「それ」を行う層が増えないんでないの? 最近の他ゲーでは割と「ユーザーがBlogやら何やら作る際の支援を行う機能」が付帯している事が多い。某パンチラゲーではスクリーンショット撮影機能や動画撮影機能までクライアントの機能に取り込んでいる。動画編集機能まで付けろとは言わないが、そろそろUOにもその様な機能があってもいいのではないか? 今SAの仕上げやってる時期だから、新機能をクライアントにぶち込むのは面倒かもしれない。 だったら、それらのコンテンツ作成用のツールを・・・UO専用ツールを公式で作成してみるのは、どうか? で、外付けのツールを作るのであれば、是非とも一考頂きたいファンクションが一つある。 それは、旧TDクライアント等に実装されていた、動くPDの復活である。これはゲーム内に実装する必要はない。(簡単に言って、クライアントの動作条件厳しくなっちゃうから) キャラにポーズ取らせてそれをぐるぐる回転させて、背景透過色で保存できたら、背景と合成して挿絵を作成する事が非常に簡単にできる。UO系のサイトの弱点の一つである「画像が(非UOer層から見た場合に)ダサすぎる」と言う問題は、KRクラでのキャラを3D PD(ぐるぐる回転機能付き)を作成する事でかなり改善できるのではあるまいか? 実際にKRクライアントでキャラをアップで写してみたんだけど(KRクラの方が画像としてはきれいだと思うので、昨日試しにマラス歩き回る動画作ったのさ)、KRクラだと視点位置が高すぎて、キャラの動きが良く見えないだよ。 また、静止画とは言え背景との合成がごっつ楽な形になれば、最近私がハマってる「比類なきアイドル帝国」の様な紙芝居型動画を作成する事も容易だろう。絵心が無い、UO絵師に自画像作成を頼めない層でもそれなりに見栄えのする「自画像」を作成する事が容易になれば、文字だらけのコンテンツに一つ華を添える事が出来る。 正直、それってPoser買ってきて海外のユーザーが作成した鎧データを購入し、ちょっとした根性あれば作成可能な事ではある。(Poserあれば動画も作成できるし・・・背景セットも買えばかなり気合の入ったPVも作成できる。できるがそこまでやる層はそう多くないと見た。理由は「新しい事を覚えるのは、恐らく多くのユーザーにとって苦痛であると感じられる」からである) 数万円で販売されているツールと同じ機能をロハでよこせとは言わないが、かつて実装されていた機能のアップデート版ではある訳だし、最近のKRクラでも一応PD用の画像やらフィールドマップ上でのキャラ絵は何らかの形で3Dモデル作成してプリレンダリングして作っているのだと思う。機能限定版だったらそういうツールあっても面白いだろうし、もしかしたらそれを非UOプレイヤーが面白がって使い倒し、そこからUOに興味持ってもらえる可能性だって出て来るかも知れない。 旧ツールと統合して出すだけで、UO関係のサイトはかなり華やかな感じになるのではないかと愚考する次第である。(モーションはとりあえず旧クライアントで採用されてたモーションデータ流用し、暇があったら or 反響が良かったらモーション追加するって事でどうよ?) 別ツール扱いにすれば処理速度は必要とされない(重くたって戦闘する訳じゃないからな! 画像作成に多少時間かかっても大きなクレームにはならんでしょ?) また、そのツールか何かで作成した「ポーズデータ」を書き出して、ポーズデータをKRクラに入れたらPDのポーズ変わるって事になったら皆かなり気合入れて「自分のキャラらしいポーズ」を作り出すのではあるまいか? ポーズデータを公式サイドでコンテストして、表示称号ごとの「ポーズ」を公式採用するのも面白い。(前に提案した事だけど、職業表示に併せてPDのポーズ変えても良いとは思わないか? ポーズを表示称号と熟達具合で変化させるのも面白い。一見してそのキャラの熟達具合が分かるし) うん、タロットカードを作る事も出来るな。発想次第ではかなり色々「面白がる」事が可能になるのではないか? プリセットしたポーズを取らせるだけなら、ユーザーも簡単に操作できるだろうし、上級者モードとして関節角度の調整その他が出来るのであれば、そのポーズデータをサイトで公開する人も出て来るだろう・・・出てきて欲しいな・・・それすら面倒がられては・・・(涙) 昔からMMORPG等のネットゲームではユーザーグループに何かの役割を与え、公式サイドと協調してコンテンツを作成するという方式が採られてきた。これは運営側とプレイヤー側の協調作業が行われているという意識をプレイヤー層に植え付け、「単純な消費者」から「優秀なエバンジェリスト(伝道師)」への変化を促して、費用対効果の非常に高い広告宣伝方式を「そのゲームに」もたらした。 しかし、昨今ではユーザーの意識が変容し、エバンジェリストとなる人材は減少しつつある。一般消費者のままゲームを楽しむスタイルが主流になりつつあるのではないか? (データが必要であれば、エバンジェリストを定義して実際の比率をデータとして提示してみると良い) つまり今までと同じ広告宣伝方式は使用できなくなってきているのであり、宣伝方式を大幅に見直さねばならないという事である。そこで現在の消費者の動向を見ると・・・プレイ日記や日々の出来事を綴るBlog形式が多い事に気が付く。 そして未だにUOプレイヤーは画像の美しいKRクライアントではなく、動作が軽快な2Dクライアントを用いる事が多いのである。(これには異論があると思うが、純粋に非UOプレイヤーから見た際に現在の2Dクラアントの画像は明らかに他ゲームに比べて低品質である事は了承して貰えると思う) そこで、KRクライアントの画像を人々の目に付く場所に送り届けるにはどうしたら良いかと言う話が出て来る。 現在多くのUOプレイヤーはそれほどPCの操作に熟達している訳でも無く、日々のプレイ画像をキャプチャして貼り付ける程度の事しかしていない。逆説的にキャプチャしてトリミングして貼り付ける程度の事は出来るという事だ。 実際に2DクライアントにKR画像を導入する事は多くのユーザーに嫌悪感を与えるだけなので、外部ツールとしてKRクライアント画像を自在に操る事の出来るツールを配布するのであれば、ユーザーに受け入れられるのではあるまいか? また、ソーサリア内の有名な場所等の背景データを用意し、それを選択できるようにするのであればゲームをプレイする事無くゲーム中の雰囲気を再現する事が可能になり、ゆっくりと画像データの作成を行う事も出来る。スクリーンショットの代わりにこのツールで作成した画像が多用されるようになるのであれば、二次創作やBlogなどでのKRクライアント画像の出現率は上昇するだろう。再びプレイヤーが広告宣伝に(無意識の内に)協力する体制が構築できるのではないか? ツールに要求される機能は以下の通り *KRクライアントのPDサイズのフィギュアにプリセットされたポーズを取らせる事が出来る。アカウント情報などを入力する事でそのプレイヤーの所有するキャラクターの服装データを取得できるのであれば尚良い。 *状況に応じてポーズを自在に(ユーザーの任意で)変化させる事が出来るのであれば尚良い。この機能を使用する為には一定時間UOをプレイする事・・・等の条件でも良いと思う。 *スクリーンショット撮影機能を有し、背景色を透過状態で保存できるか、背景を一色で塗りつぶす機能を有する事(各種の画像編集ツールで背景を切り取れること) *可能であれば、UO内の特定地形をプリレンダした背景画像を用意し、フィギュアと合成可能である事。 *ポーズデータのエキスポート機能。インポート機能。 **(可能であれば)KRクライアントにポーズデータをインポートできると良い。 プリセットポーズは以下の通り 「片手剣を構える」「振り下ろす」「横なぎに振る」「片手で高く掲げる」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」 「両手剣を構える」「振り下ろす」「横なぎに振る」「片手で高く掲げる」「両手で水平に掲げる」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」 「槍を構える」「槍を突き刺す」「片手で高く掲げる」「両手で水平に掲げる」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」 「斧を持つ」「振り下ろす」「横なぎに振る」「片手で高く掲げる」「両手で高く掲げる」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」 「棍棒を持つ」「振り下ろす」「横なぎに振る」「片手で高く掲げる」「両手で高く掲げる」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」 「弓を持つ」「矢を抜き出す」「矢を弓につがえる」「矢を放つ」「刀礼のポーズ (Alt+Sポーズ)」(それぞれ立ちポーズと片膝立ちポーズを要する) 「本(呪文書)を抱えて立つ」「立って呪文書を開く」「呪文を詠唱する」「呪文書を構えて謎の光線を出す」 「男性直立」「男性仁王立ち」「男性仁王立ち+腕を組む」「のしのし歩き」「猫背で立つ(弱弱しく)」 「女性直立」「偏立(これは男女共通)」「偏立+片手で耳をさわる」「モデル歩き」 「片手をあげて挨拶」「走る」「歩く」「お辞儀」「片膝でのお辞儀」「ジャンプ(数モデル必要か?)」「着地ポーズ」「座る(椅子モデル必須)」「馬に乗る」「馬を走らせる」「地面に座る(男・女で別ポーズ)」 2人ポーズ 「肩を組む」「抱きしめる」「後ろから抱き締める」「羽交い絞め」「ヘッドロック」「クロスカウンターのポーズ」「ハイキック命中」「倒れた相方を助け起こす」「片方しゃがんで片方はその後ろに立つ+後ろの人間が前の人間の肩に手を当てる」「手を取り合って両手を挙げる」 ・・・・無料ツールじゃ無理かな・・・・(汗)
by sohvessel
| 2009-05-08 11:34
| 日々思う事
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Vesselさんメモ
初心者向けコンテンツ 金閣下倒したぞ記事 金閣下討伐 著作権とかの注意 Ultima Online 日本公式サイト (C) Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA, EA GAMES, the EA GAMES logo, Ultima, the UO logo and Britannia are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights reserved. まぁ、俺様著作権部分はコピーレフトで。 最新のトラックバック
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