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UOを辞める理由
UO辞める人が、どんな理由で辞めていくかを議論している所がある。
実際自分が休止状態になった(一昨年から昨年8月くらいまで)事も交えて、少し考えてみようと思う。

1.仕事が忙しくなった。
これ、凄いでかい。
実際のUOプレイヤーの平均年齢はどの程度か知らないが、一般の会社だと20代後半から30歳前後になれば役職に就く人間も増え、結婚したり子供できたりで「自分の趣味に費やせる時間」が激減する。
私の場合は仕事が激化したのと、新人教育その他で手間食った。(あと、釣り)
UOがどれだけ面白いゲームでも、プレイヤーは年を取り、必然的にゲームから離れていかざるを得ない。離れたくなくても離れなければいけない時ってのは「やってきてしまう」物なのだ。
別にこれはゲームに限った話ではなく、組織や集団を構成する際に必ず考えなければいけない事であり、少し気の利いた会社は毎年新人を雇用して「組織の平均年齢とか、年齢構成」を調整する。
新規参入者を募り、新しいソーサリアの住民にして行くって事は、今後10年のタームでソーサリアを維持する為にすっごい重要な事だと一人で納得していたんだが…古参(現プレイヤー)重視しろって意見出るあたり見ると、どうもこういう事は共通認識ではないらしい。ちょっとではなくかなり驚いた。
新規入れなきゃほっといても自然とプレイヤー人口が減るという話は、至極当然の事だとは思うのだが。

2.システムが難解
正直、システム構造理解しなくても「行動すればスキルが上がる」形式なので、システム構造知らんでも別にゲームする上では困らなかったりする。回避プロパと盾スキルの「働き方の違い」を理解しないと戦士作れないってこたーねーだろう。実際理解しないでもその辺のモンスターは倒せる。
システムが難解だって話は省略せずに書くと「自分の目指す最適構成にする為に、何をどうして良いのか分かりにくい」と言う話になると思う。
全体的に俯瞰して、システムの改善を望んでる人や改革案を挙げる人の中にも「システムがどう働いているか」を理解していない人がいるのだから、これは新人にとっては巨大な壁だろう。最も、そんな事いきなり悩む連中は少ないだろうし、中堅クラスになっても完全に理解できてる人が多数って訳でも無いから、正直それがUO離れる理由になってるとは考えにくい。
て言うか、それだったら数値的なデータが殆ど公開されず、カンを働かせて武器修理してたりしたAoS以前は「システムが難解だから人が離れ」、AoSで数値データが公開されたら「システムが分かりやすくなったから、人が増えた」って論法成立しないか? (実際には数値の意味を考えて無いって部分において、「やっぱ分かりにくい」のではないかと思うのだが)
もっと単純化したり、育成アドバイザープログラム的な物を用意して供すれば、人口増えるんだろうか? 結果白豚とかそれに類する構成が出てきて、また古参が「多様性が失われているだ!」とか新鮮さの無い批判する気がせんでもないが・・・
シャードのシャットダウンメッセージ等のシステムメッセージが日本語化されてないって部分も、正直「システムメンテに入る時間にそんな数多くの人間いるかぁ?」って話で終わっちゃう。(サーバープログラムの改修しなきゃいけないだろうから、実際にそれやるの大変そうだしなぁ)

3.どこにどんな情報があるのかワカンネ!
これは最初期に自分自身で感じた。私の買ったUOパッケ、説明書に(とっくの昔に無くなってた)パワーアワーの説明とか入ってたし。ブリタニア観光案内所の様なポータルが潰れたのも痛恨だが、代替となるサイトが出てこなかった・・・と言うのが一番痛いと思う。ここで躓いて辞める人は少なくないんじゃないかな?
割と最近は他力本願と言おうか、Are you with usってない人が多いというか、「みんなでUOであそぼーぜ!」って声上げてる人少ないんだよね。結果、訳分からなくなってきてる。(私も同罪だ。サイトのメインコンテンツほったらかしで、ニューヘイブンのクエストの事とか一切触れて無いし)
昔は私も時間あったから、戦技研コンテンツ作る事も出来たんだけどねぇ。戦技研は、自分でUOはじめて「そういうサイトが無くて非常に難儀した」から「無いなら自分で作るべ」と立ち上げたサイトでもあるし。
その分公式サイドが妙に頑張っちゃっているのだが、育成の方針や「実際にどうやるか」まで説明してるサイトは少ない。パラリの記述方式は、基本的なスキル上げの方法論一通り知ってないとあんまり役に立たんと思うぞ。
戦技研より前の段階で「キャラ作るってなーに?」的な人に、実際どうやってやってくかを説明したサイトも無かった。無かったんで(and 公式サイドのはじうお企画が滑ってる気がしたんで)自分で構築した「俺的はじうお」サイトでは、そこらに散らばってるサイトの記述にLink貼りまくってこんな感じに仕立ててみた。しかしこの道極めて俺がサイト運営したらぁ! って意気込み、それでサイト建てる人は少ない。
もしも公式サイドが新人勧誘に超本気で挑むというなら、公式サイトに掲載する「実際のプレイの仕方/過ごし方(つまり、育成方法)」の部分にもう少し注力する必要があると考えてる。リソースが足りないならファンサイト管理者に文章寄稿を呼び掛けてみると良いのではないかと思う。少なくとも(そちらさえ良ければ)私は応じる用意がある。私の文章公式に載せたくねーって人は、光速でウチのと似て非なるサイト作ればいいと思います。


結論
ファンサイトがUO盛り上げる事より、UO遊び倒す方面に特化したのが不味いんでないかなぁ。もうちょっと「こうやってUOであそぼーぜ!」的なサイトが増えれば、初めてすぐ辞める人減るし、新規加入者増えると思う。
私に時間さえあれば、剣士の育成だけじゃなく、Gunda(のキャラクター使って)騎士の育成サイトを戦技研みたいにして作ってもいいし、Vessel以外の持ちキャラ総動員して、弓使い(個人的な好みにより、レンジャーっぽい感じになると思う)や武士、ネクロ戦士とかの育成サイトを作ってもいいんだけど・・・正直、おいさん疲れてるし「新しい誰かが」作った方が良いと思ってる。その誰かが一向に現れないのが最大の問題点。そうした方が、何より私が楽だし、色々な視点があった方がUOのファンサイトの陣容としては望ましいとは思う(プレイヤーである私の根本的な発想がUO内の戦士職に蔓延しても、それはそれで自分でもどうかとは思う訳で)

誰もやらないなら、自分でやるけど。





勝手な予想だけど、正直「そのような意味では」EAJはもうファンサイトに期待してないんじゃないかな?
自分らと一緒にUO盛り上げてくれる人間とか、新人育成買って出てくれるファンなんて存在してないって「諦められて」いないかね? 特に昨今の議論とか見る限りでは、そう考えられても已む無しと言えない事も無い。
随分前の話になるけど、SE開始前のタウンホールミーティングではEAJの人・・・正直ある部分で「諦めてた」
今でも私は少しだけ「そういう人が、まだいる」と思ってるし、何も変革せずにUOが生き伸び続けると思い込んでるお気楽な連中ばかりではないと「信じたい」

信じたいが、信じてるだけでは実際なんも変わらなかった。
じゃ、少し手を動かすしかないだろう。No one did this, So I shall do thisですわ。
by sohvessel | 2009-03-02 02:47 | 日々思う事
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